ポストウェイに会いに来ていただき、
ありがとうございます。
ポストウェイは、2004年にSBSホールディングス株式会社(現・東京証券取引所プライム上場)でメール便事業として誕生し、2009年に独立しました。
私がSBSに在籍していた当時、SBSのスローガンは以下の通りでした。
Safety first
Best condition
Systematic delivery です。
早いもので Delivery の世界に20年近く身を置いていますが、この Delivery どう訳したらいいでしょう。最近は宅配の影響で出前の意味あいが色濃くなっているように思いますが、「配達」「配布」「配送」と当社の中でも何とな く使い分けている気がします。
「配達」は新聞配達、郵便配達に使われています。「配布」はどちらかというとフリーペーパーやチラシでしょうか。「配送」は、大きな荷物や最終のポスト投函手前のニュアンスのように思います。配達員、配布員、配送員と言ってみるとニュアンスが感じ取れるかもしれません。言葉の意味をあまり厳密にとらえないことにもメール便の Delivery の特徴が現れているようにも思われます。
ポストウェイでは、宛名情報をもとに住宅地図情報で、ひとの手を使って首都圏を中心に Delivery しています。時には、誤配(特に転居誤配)が発生することもあります。配達先が特定できないものに関しては、誤配するより持ち戻って必要があれば郵便で再配達してもらうというやり方は現実に即したものでもありました。
そもそもメール便とは「信書」でないものに限るとされています。「信書」とは「特定の受取人に対し差出人の意思を表示し、または事実を通知する文書」とあります。ダイレクト・メールは信書に該当しないものとして、店頭配布やチラシのように街頭で配ったり新聞折り込みによって配布されるパンフレット、リーフレットチラシのようなものとしてあります。
ゆうメールの差出においても、ゆうメールは非信書しか扱わないので封筒に印刷された「あなただけに…」というのは差戻しにされてしまうことがままあります。数年前にある会社が信書はわかりにくい、とキャンペーンを張りましたが民意の支持は得られませんでした。その結果、わかりにくいままで残ってしまい、お陰様でここまでやってきましたが、私は思い切ります。
私は、「配布」だけではなくて「配達」したい。
「配達」が大変なことは重々承知の上で、こだわりを持って「安く」て「確実に届く」、「配達」に挑戦します。
コロナ禍であることもとても厳しい事業環境で、紙離れは終わりません。「確実に届いて」郵便より「安い」「配達」が、首都圏でならできると確信しました。
安心できる未来・効率的な未来の実現に向けて、郵便より「安く」且つ「確実」な Delivery の「挑戦」をステークホルダーの方々と共に成長していくことを宣言します。
今後とも何卒ご愛顧の程、よろしくお願い致します。
株式会社ポストウェイ
代表取締役社長 関 幸雄
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