メール便・セキュアDM・お福分けDM・ポスティング・クリエイティブのポストウェイ(Postway)

ポストから始まる千客萬來(62)

ポストウェイのメルマガライブラリー

「逃げ恥」で焦点があたる「総合視聴率」

2016年12月27日号

pw-space-30

2016年のTV下期後半のクールは、
歴史的に見ても、
充実したドラマ激戦クールであったと言えます。

アメリカ大使館もケネディ大使以下、
スタッフ総出でエンディングの「恋ダンス」を踊ったりと、

http://nx57.asp.cuenote.jp/c/bcqPaaaNeCc5tlac

既に社会現象と言える、
TBS火曜日の「逃げるは恥だが役に立つ」を筆頭に、
日テレ水曜日の「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」、
テレビ朝日木曜日の「ドクターX~外科医・大門未知子~」、
これらに加えて「相棒Season15」や「IQ246」といった、
有名俳優の主演作も「視聴率」的に健闘しています。

さみしいのはフジテレビ作品が、今一つだったこと。
苦戦が続く「月9」に限らず、
火曜日の意欲作だった「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」も
TBSの「マツコの知らない世界」と「逃げ恥」の相乗効果に、
吹き飛ばされた格好になりました。

このドラマの復権ともいえる現象には、
企画、原作、脚本、キャスティングといったこれまでの要素以上に、
ポストプロダクション、特に編集部分での、
大きな「発想・手法のリープ(ブレイクスルー)」が存在します。

もともと、10年ほど前までは、
ドラマの編集というのは、バラエティのそれに比べて、
数分の一程度の時間、労力というのが相場でした。

これは、バラエティが「4秒ルール」と言われる、
短時間のカットのつなぎで構成されること、
文字、絵柄などのインサートと呼ばれる作業に、
文字などのデザイン面の作りこみや、
そうしたテロップなどの動きの付加・表示のタイミング調整など、
手間暇が非常にかかる作業が多いことによるものでした。

その一方で、撮影現場の「芝居」をしっかり撮影したものを、
丁寧につなぐというのが、ドラマの編集作業であったのです。

ところが、ここ数年はドラマもバラエティ同様の、
時間をかけた編集作業を行うようになってきました。

これは、映画的な特殊効果を挿入しようというものではなく、
映像にインサートを載せる等の、
テレビ的、バラエティ的な作業によるものです。

建物の文字による説明であったり、
物語のストーリーを復習する図版であったり、
登場人物の心情表現を「セリフ」以外で行ったり。

ドラマの「撮影シーン」にさらに手を加えることで、
途中からの視聴者や「ながら視聴者」もドラマの世界を、
短時間で同期できる表現にトライした結果です。

これは、主にテレビの視聴形態・態度の変化に、
対応するための工夫であり、
テレビと視聴者を奪い合う、
「スマホ」に対抗するための措置なのです。

Adobeのデジタル編集ソフトの「プレミア」などを使用する、
高性能で安価なパソコンベースの編集設備の普及により
「スマホ・コンテンツ」は、これまでの「高級品」であったTVドラマと
同レベル以上の編集が行えるようになっています。

いわゆる「スマホ・コンテンツ」は、
撮影そのものには、大きなお金はかけていないケースが大半ですが、
編集作業については、かなりマニアックな労力をかけています。

こうしたスマホの画面になれた視聴者が、
さらにスマホ片手に見るのが、いまどきの「TVドラマ」なのです。

ですから、TVドラマの制作者側もこれまでの制作方法に加えて、
編集に代表される各種ポストプロダクション作業に、
力を入れざる得ない状況になっています。

この「いまどき」のポストプロダクションについて、
TBSや日テレの一部の制作者が先行していて、
それが、この視聴率に結びついているのです。

エッセンシャル・マクルーハン―メディア論の古典を読む
エリック マクルーハン (著)その他

http://nx57.asp.cuenote.jp/c/bcqPaaaNeCc5tlad

前半は、マクルーハンの過去の代表論文「機械の花嫁」
「グーテンベルグの銀河系」「メディア論」の抄録を掲載し、
後半部分では、インタビュー、口述記録からの抜粋、
晩年近くの論文の抄録を掲載しています。
特に、マーシャル・マクルーハンの著作から集めた
マクルーハン理解の鍵となる引用集は、一読に値します。

というのが出版社の売り込みなのですが、
確かに、収録論文を購入して読むと日本では異常に高く、
手軽にマクルーハンを「知る」のには便利です。
ただ、Kindle版が無くメディア論の研究書として、
「残念」な仕事ぶりではあります。
まあ、時代とともに、すでに終わった「名前」なのかもしれませんが。

http://nx57.asp.cuenote.jp/c/bcqPaaaNeCc5tlad

◆今日の話題◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「逃げ恥」で注目される、総合視聴率ってなんだ?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
オープニングからエンディングまで。
手間のかかった「編集」で、
「大ヒット」となった「逃げ恥」ですが、
通常、TVドラマの成否の基準となる「視聴率」で見ると、
初回の10.2%(平均)から最終回の20.8%と、
その絶対値でみると、社会現象というほどの数字ではありません。

2010年以降でみると、
2013年の「半沢直樹」(TBS)は42.2%、
2011年の「家政婦のミタ」(日テレ)は40.0%
2011年の「Jin-仁-」(TBS)が26.1%など、
「逃げ恥」を超える作品がいくつも存在します。

エンディングの「恋ダンス」という、
一種の「ポストプロダクション作業」の勝利という面もありますが、
実は結果として、タイムシフト視聴率の「異常な高さ」によって、
「総合視聴率」が記録的に高くなっているという点で、
社会現象と言われるようになっています。

この「総合視聴率」というは、
これまでのいわゆる視聴率である「リアルタイム視聴率」に、
レコーダーなどで録画したものを後で視聴する、
「タイムシフト視聴」を加算して、重複分を調整したものです。

これまでも、小さなサンプルで実験的に調査されていたものですが、
10月から調査世帯を拡大させて、
今年下期の後半クール開始にあわせて、
取り急ぎ一か月分をビデオリサーチが、集計して発表したものです。

ビデオリサーチのリリースはこちら

http://nx57.asp.cuenote.jp/c/bcqPaaaNeCc5tlae

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
真の勝者は「地味スゴ」という説もある!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このタイムシフト視聴率によると、
「逃げ恥」「地味スゴ」などのドラマが、
これまでの「視聴率」であるリアルタイム視聴率と
同じか超える数字となっていて、
リアルとタイムシフトが一定比率で視聴されていると仮定すると、
「逃げ恥」最終回は40%を超える計算となります。
(最終回のタイムシフト視聴率が公表されるかは、現段階では不明)

スマッシュヒットとなった「地味スゴ」についても、
最終回のリアルタイム視聴率が12.3%でしたので、
タイムシフト視聴率も12%程度と予想されますので、
これも、なかなかの数字と言えると思います。

ただし、タイムシフト視聴はCMを飛ばすのが「習慣」となっていますから、
スポンサーサイドは、
「当社スポンサーの番組が好評なのは評価するが、宣伝費はリアルタイム換算」
という姿勢は崩さないでしょうし、
まあ、タイムシフト視聴率の好調に対して、
多少の割り増しには納得しても、
「総合視聴率」が宣伝費の基準になることは無いものと思われます。

この点で、「逃げ恥」よりも興味深いのは、
ZOZOTOWNと「地味スゴ」の関係性・方法論。
ドラマ本編にイヤミなく、ステルスと受け取られないような、
自社製品の「コンテンツ」を挿入する方法です。

「地味スゴ」では、主人公の河野悦子(石原さとみ)の設定が、
ファッション誌の編集者を目指す、
「ファッションオタク」の校正者とされていて、
ほぼ、シーンチェンジごとに衣装代えをするという、
コスト、演出の両面からの「荒業」が実行されています。

具体的には一話あたり、
河野悦子には8~11体のコーディネートが実施されていて、
収録時間的にも、スタイリング時間的にも、
大変なボリュームであったろうと思われます。

じつは、このコーディネートですが、
ZOZOTOWNの商材で行われており、
ZOZOTOWNのページで購入できる仕組みとなっていました。
(ZOZOサイドの告知はメルマガで行い、TVサイドは一切告知していません)

http://nx57.asp.cuenote.jp/c/bcqPaaaNeCc5tlaf

まあ、人気がありすぎて、タイムシフト視聴で見てから注文しても、
間に合わないケースが多かったようですが、
「CM飛ばし」という視聴習慣を超えて、
企業からのメッセージを届けることに成功した例とは言えます。
(ただし、厳密な法令面では、判断が分かれるところではと思われます)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さらにTVer(ティーバー)がすごいことに
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
連続系番組のリアルタイム視聴者の「離脱」を防ぐという意味で、
民放各社が力を入れているのが、
インターネット配信による無料視聴です。

あくまでも各局のスタンスは、
見逃し視聴者へのサービスというものであり、
スポンサーへの「気遣い」もあり、
積極的には告知、推奨はしていません。

しかし今回の「逃げ恥」だけは、別のようで、
一週間という限られた無料期間で1,000万回を超えたことや、
それまでの経緯を、TBSのHPでも大きく取り上げています。

http://nx57.asp.cuenote.jp/c/bcqPaaaNeCc5tlag

1,000万回を1,000万人以上が見たと仮定すると、
これを視聴率にふり戻して計算すると、
とんでもない数字になります。

これは、数字のマジックなのですが、
個人視聴率は関東地区では1%=40万人なので、

http://nx57.asp.cuenote.jp/c/bcqPaaaNeCc5tlah

1,000万人視聴者のうち、
関東地区の全人口比率(約35%)である350万人が関東とすると、
個人視聴率としては8%(関東地区)ぐらいの数字に匹敵するわけです。

実は、インターネット無料配信では、
視聴者の「CM飛ばし」を抑止することが技術的には可能です。
また、スポンサー契約の範囲には、
インターネット配信を含んでいないことが通常であり、
ネット配信だけで、CM契約を別途結べば、
8%程度の視聴率を稼ぐ番組を、
タダで手に入れたのと同じ効果が期待できます。

民放局は、
リアルタイム視聴率でその経営基盤が揺るがないようにしながら、
タイムシフト視聴者へのダイレクト販売などのアプローチ、
インターネット配信でのCM売上などを模索するといった、
新たなフェーズに移行するタイミングであるようです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【PR】ニーズのありそうなターゲットに、素敵な「経験」を提供する!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
当社のセキュアDMは、
マンション・集合住宅のオリジナルデータベースをもとに、
商品・サービス提供者の見込み顧客が居住していると想定される
マンション・集合住宅を選択していきます。

もちろん、多くのクライアントがターゲットとするような、
高齢で富裕層の居住可能性の高いマンションの抽出も可能です。

あなたも、セキュアDMを起点にターゲット顧客を想定して、
製品の持つ「本当のソリューション」を提案してみませんか?

インターネット広告と同レベルの
配付の設計、コンテンツの制作、DM実施、効果測定が可能です。
このPDCAの繰り返しにより、
あなたの会社を本当に豊かにしてくれる、
ロイヤルカスタマーを発掘していくことを、支援していきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
新しい個人情報意識の時代に対応する「セキュアDM」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
名前などの「個人情報」を取り扱わずに、
バックグラウンドの明確なターゲット層へのアプローチを実現する、
当社独自のサービスである「セキュアDM」は、
これからの時代の新規獲得マーケティングの有力な手段です。

詳しくはコチラ ⇒ http://nx57.asp.cuenote.jp/c/bcqPaaaNeCc5tlai

個人情報保護法の活用法については、
当社の営業パーソンがアドバイスもさせていただきます。
お気軽にご相談ください
⇒ mail-magazine@postway.co.jp

pw-space-30

※本メールマガジンの著作権は発行者・執筆者に帰属し、無断転載することを禁止します。
 各種コンテンツに転載する場合は事前に当社までご連絡下さい。
   株式会社ポストウェイ・プライバシーポリシー

 【発行責任者】 株式会社ポストウェイ 雲出 和男
 所在地 〒130-0022
     東京都墨田区江東橋二丁目3番10号 倉持ビルディング第一 6F
 連絡先 Tel:03-5625-1301 Fax:03-5625-1302
     E-mail:mail-magazine@postway.co.jp

メルマガライブラリー

TEL 03-5625-1301(代表)  03-5625-1310(営業直通)

●お気軽にお問い合わせください。 受付時間/9:00~18:00(平日・月~金)

 ニュース一覧

メルマガライブラリー

PAGETOP
Copyright © Postway Co.,Ltd. All Rights Reserved.