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「喋るAmazon」の野望と出版・ラジオの崩壊

2018年1月11日号

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日本からは、
10年前に完全撤退をした自動車メーカーのオペルですが、
昨年、GMからPSA(旧プジョーシトロエングループ)に買収されながら、
欧州を中心に、まだまだ、かなりの台数を販売しています。

世界的に排気ガスの総量規制があるために、
高級車、大型車を一定以上の台数販売するためには、
小型車の販売台数をグループで確保しなければならず、
中小型が中心のオペルの買収は、
PSAにとっては、それなりの意味を持つ買収です。
(この買収により、欧州では20%弱のシェアを獲得)

さらに本年中には、
GMのリース、ローンなどの金融部門も、
PSAはセットで買収する方針で、
欧州市場の「電気自動車への完全移行」の前に、
いろいろと大きな合従連衡が進みそうです。

さて、そのオペルのオランダ部門が「分かりやすく」効果的な、
「顧客参加型」の販促キャンペーンで、
なかなかの成果を上げているようなので、
紹介しましょう。
キャンペーンの告知動画はコチラ↓
http://nx57.asp.cuenote.jp/c/bpiLaaaLz9jT89ac

オペルの「オンラインエディション」の三車種を使って作成した動画を、
YouTubeに掲載するとその再生回数に応じて、
オペルが購入費用を提供するというものです。

通常、YouTubeの動画の広告報酬は、
オリジナルの動画の場合で、
一般的に1ビュー当たり0.1円が相場と言われていますが、
このキャンペーンでは、再生回数40回あたり1ユーロとなっており、
30倍以上の効率となっていて、大変にお得感のある設定です。

3車種それぞれを獲得できる再生回数は、
The Karl Rocks Online Edition(14,747ユーロ)=589,900回
The Corsa Online Edition(18,490ユーロ)=739,600回
The Astra Online Edition(23,070ユーロ)=922,800回
となっており、
日本ではひな壇の奥の端っこクラスの若手芸人の「ネタ動画」でも、
二週間程度で稼ぐ回数となっています。

実際にこの再生回数を突破して、
新車を手に入れた動画があるのですが、
タイトルは「オペルのディーラーを襲うスパイダーマン」。
http://nx57.asp.cuenote.jp/c/bpiLaaaLz9jT89ad
ちょっとだけ「工夫」がありますが、たいした動画ではありません。

このキャンペーンから学べるのは、
キャンペーンそのものがプロモーションになっている点です。

参加者によってオペル車の「露出」「接触」が、
増えるのはもちろんなのですが、
「やってみようかな」
「どんな感じの投稿があるのかな」
「オペルは面白いことをやるなぁ」
といった、潜在顧客への前向きな「意識づけ」に、
工夫がある点です。

「知ってもらう」ことの「質」を追求する。

デジタル環境を上手に使う広告プロモーションで、
大切にしたいアプローチの視点と言えるでしょう。

【モンゴル力士はなぜ嫌われるのかー日本人のためのモンゴル学】
宮脇 淳子 (著)
http://nx57.asp.cuenote.jp/c/bpiLaaaLz9jT89ae

「キャンペーン技」として上手すぎる新書です。

「2017年末に発行」というタイミングが、
あまりにも素晴らしいのですが、
これは、「朝青龍はなぜ強いのか」という、
10年前の元本が存在していて、
冒頭部分などの追加改定による、新刊新書です。

編集サイドの「力業」ではありますが、
これは仕事としては「小回りの効いている」というべきもので、
「お見事」とほめるべきだと思われます。

半ば与太のエピソードもありますが、
日本とモンゴルにおける相撲の位置づけから、
歴史、文化の比較の入り口としては好著と言える内容です。

http://nx57.asp.cuenote.jp/c/bpiLaaaLz9jT89ae

◆今日の話題◆
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ついに半減となった出版業界!月刊誌は瀕死状態
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1996年というと、枕詞は「バブル」なのですが、
日本の出版界の販売額のピークはその1996年。
そのピークから21年たった昨年、
販売額は半額となりました。
(約2.6兆円→約1.3兆円)

「株価」については、その急落について、
「半値八掛け二割引」という格言がありますが、
タイムマシンで1996年当時の出版人に教えてあげても、
まず、信じないであろう水準にまで、ついに低下してきました。

もちろんこれは、景気の問題もありますが、
「デジタルデバイスとの闘い」という、
構造的な問題が大きい部分を占めています。

単行本については、
Amazonの「Kindle」が、海外の発売から10年たち、
日本でも本格展開からは、まだ7年程度ですが、
雑誌、特に月刊誌や専門誌に関しては、
ライバルをWebコンテンツとすると、
既に20年の間、無料のデジタルコンテンツと
「しのぎを削っている」状況です。

このために、月刊誌はここ数年、
毎年前年同月比の販売額を5~10%レベルで、
継続的に減少させています。

コミュニケーションの技術面で言えば、
紙媒体の「見開きレイアウトによる理解促進」に対して、
デジタル媒体の「動画」「クリック誘導」の戦いだったのですが、
これについては「動画」に軍配が上がった状況です。

販売額低下の底が見えれば、
雑誌広告についても、ある程度減少にブレーキがかかるのでしょうが、
残念ながら「雑誌広告」も、
金額、銘柄数ともに大きく減少する傾向にあります。

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月刊誌とラジオの広告はどこへ?
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前回のメルマガで紹介したように、
四大メディアでもラジオの接触機会の減少、
雑誌の販売冊数での落ち込みは激しく、
当然、広告費の担い手としては、厳しい環境にあります。

これらを代替する広告メディアとして、
単純にデジタル広告を大きな枠でとらえるのではなく、
その「ターゲット」や「出稿形態」で、
細かく見ていく必要があると思われます。

雑誌広告の代替としては、
訴求したい情報を「詳しく」説明して、
「共感」してもらうために考えられたのが、
ネイティブADといった記事風の広告スタイルです。

これは雑誌で言うところの、
タイアップやペイドパブにあたるものです。

さらにデジタルメディアの場合は、
記事に写真をレイアウトするような方法で「動画」が使えますから、
「生活での使い方」「使っている状況」などを、
文字で商品解説をしながら、マルチに訴求することが可能です。

その一方で、ラジオというのはもともと音声のみの媒体で、
「ながら聴取」が基本の媒体です。
今の主流は、休日のドライブ視聴、
理容店、飲食店などの環境づくりがメイン。

ですので、「ながら通勤」といった使い方をされる、
スマホなどのモバイルでは、
ラジオ広告の代替の可能性がまだありますが、
家庭、リビングにはあまり浸透しにくい媒体なのです。

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Amazonによるメディア再編へ
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ここで、登場してきたのが「AIスピーカー」です。

「ながら視聴」というのは、
適当に聞き流す場合もありますが、
実は「手が離せない状況」でも「情報が欲しい」という、
積極的な「視聴態度」の割合が高いのです。

この状況は広告を提供するには「質が高い」機会と言えます。
ラジオの通販が、そのコンテンツの情報量の割に、
成績が良いとされるのには、こうした背景があります。

この点に注目すると話題の「AIスピーカー」は、
リビングでの「ながら視聴」というポジションを占めながら、
ラジオには不可能な、音声による「クリック」が可能という、
非常に有利なポジションを占める媒体デバイスです。
(自社デバイスを利用した広告については、
Amazonは「キャンペーン情報付き」Kindleで実験済み!)

Amazonエコーが普及すれば、
・音声コンテンツの「有償提供」 →Kindleの音声版
・音声による商品訴求 →ラジオCMの代替
・音声による受注 →通販の新しい注文チャネルの獲得
が実現します。

また、Amazonは今年から、
FireTVからYouTubeへの接続を遮断する方針です。

これはAmazonが、自分で動画投稿サービスを立ち上げ、
広告ビジネスを展開しようという狙いがあり、
Facebook、グーグルの主戦場である、
広告配信ビジネス分野への進出を目論んでいるためと推測されます。

衰退する古い出版界、
停滞するラジオ業界からの広告の「受け皿」を、
「Kindle」や「AIスピーカー」というデバイスから用意することで、
商品販売に近接する広告費用を取り込んでいく。

Amazonの2018年の広告戦略は、
気にとめておく必要があります。

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