メール便・セキュアDM・お福分けDM・ポスティング・クリエイティブのポストウェイ(Postway)

ポストから始まる千客萬來(83)

ポストウェイのメルマガライブラリー

144カ国中114位!日本の女性の社会進出ランクは、なぜ低い?

2017年11月9日号

pw-space-30

アメリカはご存知のように、
政治的に「平等」や「無差別」「多様性」について、
「やせ我慢」によって成立している社会です。

例えば、歴史的に客観的に言うと、
ネイティブ・アメリカンの世界を
(日本では未だにインディアンと呼ばれることも多い)
何の「正義」もなく、詐欺的、暴力的に奪って、
アメリカを建国したという面があります。

この500年以上前の「事実」を、
過去の「歴史」として忘れてしまおうというのが、
普通の現代人としては「人情」といったところですが、
いま、そのコロンブスについて、
社会的な「総括」が真面目に進んでいます。

10月12日(コロンブス・デー)を、
コロンブスがアメリカを発見した日として、
アメリカの多くの州は祝日としています。

しかし、トランプ大統領以降の「白人優先主義」への抵抗の流れもあり、
「南北戦争」当時の歴史的人物やその銅像への「見直し」が起こり、
その延長線上で、ネイティブ・アメリカンを大量虐殺した、
コロンブスを記念する「コロンブス・デー」の在り方にも、
問題が提起されています。

その結果が今後どうなるかは、不明ですが、
こうした「議論」や「運動」が、
きちんと社会で行われることが「認められる」という点において、
建国の「建前」を無視しない「やせ我慢」が、
大切になされていると思われます。

そうした背景を踏まえての話ですが・・・。

そろそろ、公開も期間も少なくなってきていますが、
映画「ドリーム」は良くまとまった佳作です。

「黒人の森三中」のような、
インテリとして認められてはいないが、
頭の切れる女性三人組が、
1960年代のアメリカ、つまり人種隔離政策時代のNASAで
「性別の壁」「人種の壁」を乗り越えていく物語です。

少々ネタバレになりますが、この映画の中では「トイレ」が、
非常に効果的に使われていて、
「女性」「黒人」という二つの壁の象徴として存在します。

この壁は「命がけで宇宙に出る」「ソ連との技術競争」といった、
リアリズムの前に崩れていき、
「能力」「真面目さ」「戦略」「前向きな工夫」といった、
プロジェクトに必要となる普遍的な価値が、
物語では認められていくのです。

この映画の原題は「Hidden Figures」で、
「隠された(魅力的な)人物」とも「隠された数値」とも読むことができて、
黒人女性の活躍にスポットが当たらなかったことや、
主人公の計算担当の女性の成果が、いったん見過ごされたことなどを、
示している、なかなか「深いタイトル」です。

アメリカは建国の精神という「やせ我慢」をきっかけに、
「多様性」や「平等」を求めますが、
これは、結局、長期の経済やマーケティングに、
非常に「良い」結果を得ています。

資本主義が常に新しい「郊外」を求める宿命だとすれば、
アフリカン・アメリカンを「新しい市場」に、
社会参加する女性を「新しい労働力」にしていったのです。

これは「少子高齢化」に悩む、
成熟した日本市場のマーケッターにとっても、
古くて新しい学びのケースとして、
大変、役に立つのではないでしょうか?

ドリーム NASAを支えた名もなき計算手たち
マーゴット・リー シェタリー (著)
http://nx57.asp.cuenote.jp/c/bneDaaaMqqgQeUac

このメルマガを読んでいる60代以下の皆さんには、
馴染みのないIBMの7090(トランジスタベース)が、
NASAに導入されるのですが、
当時のNASAには「FORTRAN」のプログラマが存在せず、
それを担ったのが、黒人女性の計算手チームだった、
と言うのが物語の一つの柱となっています。

天井を破る「突破力」や
プロジェクトにおける「存在感」とは、
前向きに取り組む、先取の「勉強力」であることが、
しみじみする一冊です。

http://nx57.asp.cuenote.jp/c/bneDaaaMqqgQeUac

◆今日の話題◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本の女性の社会進出ランキングは最低の114位へ下落!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ダボス会議などを主催する、
世界経済フォーラムが毎年発表する、
GGGR(Global Gender Gap Report)という、
女性の社会進出状況の国別のレポートが話題となっています。
http://nx57.asp.cuenote.jp/c/bneDaaaMqqgQeUad

イヴァンカ・トランプさんがシンボルとなっている、
世界銀行の女性起業家向けの基金に、
57億円の提供を発表する直前という、
「間の悪い」発表タイミングであったこともあり、
例年以上に注目されています。

世界144カ国で114位というのは、
確かにあまり褒められた順位ではありません。
ちなみに、男女の格差が最も少ないとして1位に選ばれたのは、
9年続けてアイスランドということです。

このほか主要国の順位は、
フランスが11位、ドイツが12位、イギリスが15位、
アメリカが49位となっています。
気になる人も多いであろう東アジアでは、
中国100位、韓国が118位です。

つまり現在の日本は、大抵の先進国とは、
大きく差を付けられていて、
日本から見ると「人権問題」を抱える中国には抜かれ、
近隣の「家族主義」が強いと思われる韓国と良い勝負という、
ランキングだということです。

結果のランキングは報道されていますが、
その内容については、あまり、分析されていないようなので、
ざっくりとではありますが、
なぜ、日本のランキングが低いとされているのかを、
観てみましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
経済、政治でなぜ日本女性の活躍が少ないのか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このレポート、361ページというボリューミーなものですが、
144か国の個別レポートに2Pずつ割いていますので、
もし時間があれば、日本のページだけでも見ていただければと思います。
(PDFでは200Pが日本です)

さて、このレポートの分析軸としては、
「教育」「健康」「経済」「政治」という四つの分野を重視していて、
それぞれが、男女でどのように差があるのかを、
ポイント化して、総合ランキングを確定しています。

これを理解しておくと、日本のランキングが、
我々のセルフイメージや実感から「なぜ乖離しているのか」も納得しやすく、
世界のレベル、特に北欧地域の水準と比較すると、
「教育」「健康」は、ほぼ最高レベルなのですが、
「経済」と「政治」の分野において、
日本が大きく出遅れていることが、
低いランキングに直結していることが理解できます。

日本の「健康」「教育」の特徴を先にかいつまんでおくと、
「健康」では、若年層の男性の自殺が、女性に比べて以上に高い。
「教育」では、54歳以下のゾーンでは女性の方が高等教育を受けている。
と言った点が注目されます。

さて、それでは「経済」「政治」では、
日本人女性がどのように「進出していない」と、
判断されているのかを見ていきましょう。

まず「経済」における女性ですが、
求職していない失業者、パートタイム従業員が、
それぞれ男性の約三倍、
家事関係の女性への「しわ寄せ」の負担が約五倍となっています。
また管理職は男性の約1/3、上場企業の女性役員は4%といった状況です。
(ちなみにアイスランドは、管理職ほぼ同比率、役員44%)

つぎに「政治」における女性ですが、
国会議員が約10%、大臣が16%、首相在籍が50年間で0年という結果で、
世界水準からは、大きく離されています。
(アイスランドは、国会議員が約48%、大臣が40%、首相在籍が50年間で約20年)

これらは、結果として「数値」として結果が出ているのですが、
では、なぜ、そうなっているのか?に応えるものではありません。

こうした結果を受けて、
日本では女性の社会進出については、
「制度が伴わない」という社会問題からのアプローチが多い状況ですが、
日本の女性サイドにも
「社会に出るのは割に合わない」
「なまじ進出しない方が得」という発想の人が、
一定数以上存在するのではないかという点も、
マーケティング的には、忘れてはならないと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
女性の「動機」を理解して、マーケティングに活かす!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さて、グローバルトレンドの面からも、
少子高齢化という国内事情の面からも、
女性の社会進出(特に「経済」の面で)は、
今の状況のままで「良い」という訳ではありません。

ですので、これはマーケティング的には、
大きなチャンスがあると見なさなければならないと思われます。

特に仕事の「やり方や環境」の再設計による
・パートタイムワーカーとされている女性に対する「正社員化」
・能力が認められる女性の「上級職・管理職」の登用
という二点については、B2B、B2Cの両面で、
「働き方改革」の大きなトレンドの中でも、
特に大きな部分を占めると思われます。

女性が担っている「家事」のリプレイス、
「在宅勤務とフレックスタイムの組み合わせ」を実現するための、
各種サービス、評価制度、能力開発など、
これらについては、これから日本で大きく育つマーケットでしょう。

その一方で「社会進出」を「潔し」としない、
専業主婦の「プロ」といったマインドの女性も、
社会の大きな流れが「社会進出」であるがゆえに、
逆に顕在化するものと思われ、
家族、家庭を「核」として、PTAや町内会が「社会」というような、
「妻」「母」がメインの生き方のための商品・サービスからも、
スマッシュヒットが出るのではないかと予想されます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【PR】ニーズのありそうなターゲットに、素敵な「経験」を提供する!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
当社のセキュアDMは、
マンション・集合住宅のオリジナルデータベースをもとに、
商品・サービス提供者の見込み顧客が居住していると想定される
マンション・集合住宅を選択していきます。

もちろん、多くのクライアントがターゲットとするような、
高齢で富裕層の居住可能性の高いマンションの抽出も可能です。

あなたも、セキュアDMを起点にターゲット顧客を想定して、
製品の持つ「本当のソリューション」を提案してみませんか?

インターネット広告と同レベルの
配付の設計、コンテンツの制作、DM実施、効果測定が可能です。
このPDCAの繰り返しにより、
あなたの会社を本当に豊かにしてくれる、
ロイヤルカスタマーを発掘していくことを、支援していきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
新しい個人情報意識の時代に対応する「セキュアDM」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
名前などの「個人情報」を取り扱わずに、
バックグラウンドの明確なターゲット層へのアプローチを実現する、
当社独自のサービスである「セキュアDM」は、
これからの時代の新規獲得マーケティングの有力な手段です。

詳しくはコチラ ⇒ http://nx57.asp.cuenote.jp/c/bneDaaaMqqgQeUae

個人情報保護法の活用法については、
当社の営業パーソンがアドバイスもさせていただきます。
お気軽にご相談ください
⇒ mail-magazine@postway.co.jp

pw-space-30

※本メールマガジンの著作権は発行者・執筆者に帰属し、無断転載することを禁止します。
 各種コンテンツに転載する場合は事前に当社までご連絡下さい。
   株式会社ポストウェイ・プライバシーポリシー

 【発行責任者】 株式会社ポストウェイ 雲出 和男
 所在地 〒130-0022
     東京都墨田区江東橋二丁目3番10号 倉持ビルディング第一 6F
 連絡先 Tel:03-5625-1301 Fax:03-5625-1302
     E-mail:mail-magazine@postway.co.jp

会社

TEL 03-5625-1301(代表)  03-5625-1310(営業直通)

●お気軽にお問い合わせください。 受付時間/9:00~18:00(平日・月~金)

 ニュース一覧

会社

PAGETOP
Copyright © Postway Co.,Ltd. All Rights Reserved.